がんと診断された時にとるべき3つの行動

2人1人ががんになると言われている今、いつかあなたもがんに出会うかもしれません。

もしあなたががんと診断をされたら、どんな行動をとりますか?

 

私の体験を通じて学んだ、がんと診断された時にとるべき3つの行動をご紹介します。

 

◇まずは深呼吸

ドラマや映画で見るがんが宣告されるシーンのイメージは、

「モニターに向かう先生の背中」

「暗い雰囲気の先生の声」

「薄暗い部屋」

10年前に私が最初のがんを宣告された時もドラマのワンシーンそのままでした。

 

 

当時、私はがんではない腫瘍を切る手術を受けるために入院をしていました。

手術前の精密検査を受けて、手術の方式を聞くために入室した診察室のただならぬ雰囲気、

あれっ!?と驚いたことを鮮明に覚えています。

そこで聞いた先生の最初の一言は「実は...がんです。」

 

がんのイメージの代表は「死」です。

当時の私もがんに対してあまりにも無知だったために、

宣告された後、死を受け入れられず目の前が真っ暗になりました。

 

医療が進歩し治療の選択肢が増えた今、「がん=死」ではありません。

がんになった事に一時的にショックを受けたとしても、

生きることに絶望する必要はありません。

 

これから起こる様々な選択に向けて、まずは深呼吸をして

心を落ち着かせましょう。

 

◇現実を受け入れて、前を向く

一部のがんは体外のウィルスが原因のものもありますが、

大半は自分の体の中から発生しています。

 

がんを宣告された方の中には、

「〇〇を辞めればよかった」

「△△をしたせいで、バチが当たったんだ」

そう嘆き、これまでの生活習慣を悔やみ続ける方がいます。

しかし、あなたの特定の行動をがんの原因と証明することはできません。

 

だから大丈夫!

がんになった事はあなたのせいでも、あなたの家族のせいでも、

誰のせいでもありません。

 

どんなに忘れようとしても、

自分ががんになったという事実を変えることができないのなら、

むしろこの世に生を受けてから、細胞分裂を繰り返しながら

今まで元気でいてくれた自分の体に感謝を伝えましょう。

(生きてきた時間の長さは40年で12億秒を超えています)

 

病気になった自分を受け入れることで、

次のステップに進みましょう。

 

◇病院の選び方

インターネットや書籍、様々な情報に溢れている今、

治療を受ける病院の選択は頭の痛いテーマの1つです。

 

 

治療を受けている病院かどうかにかかわらず

院内の支援センターを利用できたり、患者会に参加できたりと、

病院間の壁は確実に低くなってきていますが、

やはり最初に治療を受ける病院の選択が

将来の選択肢に影響を与えると言っても過言ではありません。

 

では、どうやって病院を探したらよいでしょう?

専門的ながんの治療が受けられるとして国が指定したがん診療連携拠点病院?

病気の部位の専門病院?

近隣の総合病院?

 

大きい病院ほど治療の環境が整っていて、患者さんの選択肢が多いのは事実ですが、

どの病院を選択するにしてもメリットとデメリットがあります。

それらをすべて理解した上で病院を選択しましょう。

 

私が甲状腺に腫瘍を見つけて治療を受けるまでには、

まずは近隣の総合病院に行き、次に都内の甲状腺専門病院に行きましたが、

結局治療を受けたのは都内のがん診療連携拠点病院でした。

 

病院(主治医)を探すことは恋人探しと同じです。

自分や家族が信頼できる「この人にお願いしたい」という

先生にこだわって探してみましょう。

 

納得していない選択は、いつか必ず後悔につながります。

 

自分や家族が納得していれば、何が起きても驚くことはありません。