がんになった理由を考える

がんになったことで生き方が変わるといわれますが、
あなたは自分ががんになった理由を考えたことがありますか?

◇がんになると生き方が変わる

がんになったことでがんになる前と生き方が変わります。
抗がん剤治療や、手術の影響による身体的な制約によるもの、金銭的に制約を受けるものなどネガティブな印象が多いですが、がんを宣告されて、リアルに自分の「死」を意識することでもっと日常的で、もっと深いところから変化が起こります。

「今まで何回チャレンジしてもできなかった禁煙が、がんと言われた瞬間に煙草を辞められた」
「がんになって家族との仲が良くなった」

相談頂いた方のコメントですが、分かりやすい変化ですよね。
きっとがんを経験したあなたにも、大小の違いはありますがこんな変化が起こっています。

がんになった自分から目を背け、生き方を変えることを拒否し続けた私にはこんなことが起こりました。

1度目に甲状腺がんの治療が終わった私はまだ20歳代だったこともあり
「がん患者として同情されたくない」
「健常者以上の成果が出せることを証明したい」、
かなり鼻息荒く仕事をしていました。

がんの経験を拒否し、忘れることで自分が生きていることを実感しようとしていた私は、睡眠時間を削り、食生活のバランスもバラバラ。
生活習慣も生き方も振り返ることはありませんでした。

そんな私に5年後に訪れたもの...
それは2度目のがん、肺がんでした。

35歳で2度目のがん、
なんで私だけと思う反面、そこに意味があることをようやく考えるようになりました。

◇がんになった理由を考える

科学的に根拠のあるがんのリスク要因として下記があげられています。
喫煙(能動)、受動喫煙、飲酒、過体重と肥満、運動不足、野菜不足、果物不足、塩分摂取、感染、ピロリ菌など

このリスクをすべて回避していればがんにならないの?
もちろんそうではありませんが、このリスクをすべて回避する生き方はとても堅苦しくてツライ毎日になりそうですよね。

少し視点を変えて、がんは自分の体から発生するので、体があなたに発信した何かのメッセージが「がん」という形になって表れたものと考えてみるとどうでしょう。
過度のストレスや、偏った食事、極端に少ない睡眠...

「無理をして頑張っている」
そんな本来のあるべき姿からのずれが病気となって現れます。
その1つの形ががんなのです。

私の場合は自分が頑張ることですべてが変えられると信じて、他人を信用せず1人で頑張っていたことが一番大きな理由でした。1度目のがんになった時、再発の恐怖から眠れない日々を過ごしました。でも、家族にも相談できずに歯を食いしばっている自分、これが「無理をして頑張った」私でした。

2度目のがんは私が本当は人を大好きであること、人と一緒に歩く心地よさを教えてくれました。

自分らしく毎日を送っている私に3度目のがんはやってこないと確信しています。
もちろん科学的な根拠などありませんが、それでも良いんです。

がんを経験された方が「がんになって良かった」「がんに感謝している」と話されますが、皆さんもがんになった理由と向き合い、自分らしい生き方を見つけられています。

がんになった理由探しは一部の人だけができることではなく、誰でも、もちろんあなたにもできることです。1人で探すことが難しい場合は、人の力を借りることをお勧めします。
健康サポーターはあなたらしい生き方を探すお手伝いをしています。

あなたは無理をして頑張っていませんか?