五十肩の原因が診断できる時代に!

医療技術が日々進歩して、10年前では予想もできなかった治療を受けられるようになった一方で、医師の外来で説明される内容がどんどん難しくなってきました。

「血液中の〇〇の数値が高いです」

「肺の画像に△△の影があります」

先生の話が難し過ぎて、誰もが1度は「先生の話が全く分かりません...」と言いたくなったことがあると思います。

 

逆の意味で、昔から先生の話が難しいなと感じるのが整形外科です。

例えば、足や肩が痛い時に整形外科にお世話になります。

そこでの診察の流れは、

 1.まずは先生の診察

 2.次にレントゲンを撮影

 3.骨に異常がないので、打撲、捻挫と診断

 4.湿布と痛み止めを処方されて、しばらく経過観察

 

結局は骨に異常がないことが分かっただけで、「打撲」「捻挫」「五十肩」は何が原因の病気なんだろう?、病院に行く必要あったのかな?と消化不良な気持ちを持ちながら帰路についていました。

 

検査で使われるレントゲンは、骨などのX線の吸収が高い臓器しかうつらないので、実は骨の周りの腱や筋はほとんど見ることができません。そのため、整形領域の診断の多くは、主治医の先生の診察の中で決定するしかなく、「打撲」「捻挫」「五十肩」の詳細な原因を特定することが難しかったのが現実です。

 

最近普及してきた超音波(エコー)を使った検査では、骨の周りの組織を観察するができるらしく「五十肩」にも別の診断名がつくそうです。ご興味がある方はMedical Noteの記事をご覧ください。

https://medicalnote.jp/contents/170222-003-GT

 

痛みの原因を特定することで、前向きに治療に気持ちを切り替えることができます。医療の中で患者の選択肢が増えた今、自分が納得する診断・治療を受けるために患者も多くを学ぶ必要性が高まっています。